プロットの外に凡例を配置する方法

PYTHON3 チュートリアル

プロットの外に凡例を配置する方法

データの視覚化において、凡例はグラフの要素を明確に示す重要な役割を果たします。しかし、プロットの内部に凡例を配置すると、グラフの一部が見えにくくなることがあります。この問題を解決するために、プロットの外に凡例を配置する方法を学びましょう。以下にPythonのmatplotlibライブラリを使用したサンプルコードを示します。

サンプルコード1: 凡例をプロットの右外側に配置

import matplotlib.pyplot as plt

# データを生成
x = [1, 2, 3, 4, 5]
y1 = [1, 4, 6, 8, 10]
y2 = [2, 2, 7, 10, 12]

# プロットを作成
plt.plot(x, y1, label='Line 1')
plt.plot(x, y2, label='Line 2')

# 凡例をプロットの外に配置
plt.legend(loc='upper left', bbox_to_anchor=(1, 1))

plt.show()

サンプルコード2: 凡例をプロットの上部に中央配置

import matplotlib.pyplot as plt

# データを生成
x = range(10)
y1 = [x**2 for x in x]
y2 = [x**3 for x in x]

# プロットを作成
plt.plot(x, y1, label='x squared')
plt.plot(x, y2, label='x cubed')

# 凡例をプロットの上部中央に配置
plt.legend(loc='upper center', bbox_to_anchor=(0.5, 1.15), ncol=2)

plt.show()

サンプルコード3: 凡例をプロットの下部に配置

import matplotlib.pyplot as plt

# データを生成
x = range(10)
y1 = [2*x for x in x]
y2 = [3*x for x in x]

# プロットを作成
plt.plot(x, y1, label='2x')
plt.plot(x, y2, label='3x')

# 凡例をプロットの下部に配置
plt.legend(loc='upper center', bbox_to_anchor=(0.5, -0.05), ncol=2)

plt.show()

上記のサンプルコードでは、matplotlibの`legend`関数の`loc`と`bbox_to_anchor`パラメータを使って、凡例の位置を調整しています。`bbox_to_anchor`は凡例のボックスの位置を指定するために使用し、`loc`はそのボックス内での凡例の位置を指定します。これにより、プロットの外にクリアに凡例を配置することができます。

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