Python 3におけるISO時間(ISO 8601)の解説
Python 3では、ISO 8601形式の日付や時間を扱うための標準ライブラリが提供されています。ISO 8601は国際標準化機構(ISO)によって定義された日付や時刻の表記方法であり、年-月-日T時:分:秒の形式を取ります。
datetimeモジュールを使用したISO時間の取得
import datetime # 現在の日時をISO 8601形式で取得 now = datetime.datetime.now().isoformat() print(now)
上記のコードは、現在の日時をISO 8601形式で取得し、出力します。datetimeモジュールのnowメソッドを使用して現在の日時を取得し、isoformatメソッドを使ってISO 8601形式に変換しています。
日時のパースとISO時間への変換
import datetime # ISO 8601形式の文字列をdatetimeオブジェクトに変換 iso_str = '2022-12-31T23:59:59' dt_obj = datetime.datetime.fromisoformat(iso_str) print(dt_obj.isoformat())
上記のコードは、ISO 8601形式の文字列をdatetimeオブジェクトに変換し、再度ISO 8601形式で出力します。fromisoformatメソッドを使用してISO形式の文字列をdatetimeオブジェクトに変換しています。
タイムゾーンを考慮したISO時間の取得
import datetime import pytz # タイムゾーンを考慮したISO 8601形式の日時取得 tokyo = pytz.timezone('Asia/Tokyo') now = datetime.datetime.now(tz=tokyo).isoformat() print(now)
上記のコードは、タイムゾーンを考慮してISO 8601形式で日時を取得し、出力します。pytzモジュールを使用してタイムゾーンを指定し、datetimeモジュールのnowメソッドで取得した日時にタイムゾーン情報を付加しています。
Python 3を使用することで、ISO 8601形式の日付や時間を簡単に取得、変換、表示することができます。適切なライブラリを使いこなすことで、日時データの取り扱いを効率化することができます。
Python 3 では、ISO 8601 形式の時間を扱うための標準ライブラリが提供されています。ISO 8601 は、日付や時刻を表現するための国際標準であり、年-月-日の順に並べられた形式や、時-分-秒の形式などが含まれます。
Python 3 における ISO 時間の取り扱いには、datetime モジュールが使用されます。このモジュールには、ISO 8601 形式の文字列を datetime オブジェクトに変換するためのメソッドや、datetime オブジェクトを ISO 8601 形式の文字列に変換するためのメソッドが含まれています。
例えば、ISO 8601 形式の文字列 “2022-09-15T14:30:00” を datetime オブジェクトに変換する場合、以下のようにコードを記述します。
import datetime
iso_string = “2022-09-15T14:30:00”
iso_datetime = datetime.datetime.fromisoformat(iso_string)また、datetime オブジェクトを ISO 8601 形式の文字列に変換する場合は、以下のようにコードを記述します。
import datetime
dt = datetime.datetime(2022, 9, 15, 14, 30, 0)
iso_string = dt.isoformat()Python 3 の datetime モジュールを使用することで、ISO 8601 形式の時間を簡単に取り扱うことができます。