fig.add_subplot(111)の引数について
Matplotlibのfig.add_subplot()
メソッドは、図にサブプロットを追加するために使用されます。このメソッドの引数は、サブプロットの配置を指定します。
引数の意味
引数111
は、3つの数字からなるタプルです。これらの数字は、サブプロットの配置を示しています。最初の数字は行数、2番目の数字は列数、3番目の数字はサブプロットのインデックスを表します。
明確な例
以下は、引数111
を使用して1つのサブプロットを作成する例です。
import matplotlib.pyplot as plt fig = plt.figure() ax = fig.add_subplot(111) ax.plot([1, 2, 3, 4], [1, 4, 9, 16]) plt.show()
別の例
引数を変更して2つのサブプロットを作成する例です。
import matplotlib.pyplot as plt fig = plt.figure() ax1 = fig.add_subplot(211) ax1.plot([1, 2, 3, 4], [1, 4, 9, 16]) ax2 = fig.add_subplot(212) ax2.plot([1, 2, 3, 4], [1, 2, 3, 4]) plt.show()
さらなる例
引数を変更して3つのサブプロットを作成する例です。
import matplotlib.pyplot as plt fig = plt.figure() ax1 = fig.add_subplot(131) ax1.plot([1, 2, 3, 4], [1, 4, 9, 16]) ax2 = fig.add_subplot(132) ax2.plot([1, 2, 3, 4], [1, 2, 3, 4]) ax3 = fig.add_subplot(133) ax3.plot([1, 2, 3, 4], [4, 3, 2, 1]) plt.show()
このように、fig.add_subplot()
メソッドを使用することで、Matplotlibを使って複数のサブプロットを含む図を作成することができます。
fig.add_subplot(111)の引数は、サブプロットの配置を指定するためのものです。この場合、引数は3桁の整数で表され、それぞれがサブプロットの行、列、およびインデックスを表します。例えば、111は1行1列の1番目のサブプロットを意味します。このようにして、fig.add_subplot()メソッドを使用して、複数のサブプロットを配置することができます。