argparseを使用してリストをコマンドライン引数として渡す方法は？

argparseを使用してリストをコマンドライン引数として渡す方法

Pythonのargparseモジュールを使用すると、コマンドライン引数を簡単に処理できます。リストをコマンドライン引数として渡す方法も可能です。この記事では、argparseを使用してリストをコマンドライン引数として渡す方法について解説します。

argparseとは

argparseは、Pythonの標準ライブラリに含まれるコマンドライン引数のパーサーです。引数の定義、ヘルプメッセージの表示、引数の解析などを簡単に行うことができます。argparseを使用することで、ユーザーがスクリプトを実行する際に必要な引数を指定できるようになります。

リストをコマンドライン引数として渡す方法

リストをコマンドライン引数として渡すには、`nargs`パラメータを使用します。`nargs`パラメータには、受け取る引数の数を指定します。以下に、リストを受け取るサンプルコードを示します。

import argparse

parser = argparse.ArgumentParser()
parser.add_argument('--numbers', nargs='+', help='List of numbers')
args = parser.parse_args()

print(args.numbers)

上記のコードでは、`–numbers`というオプションを使用してリストを渡すことができます。複数の数値をスペースで区切って入力し、スクリプトを実行すると、その数値がリストとして表示されます。

サンプルコードと結果

以下に、さらに具体的な例を示します。

import argparse

parser = argparse.ArgumentParser()
parser.add_argument('--names', nargs='+', help='List of names')
args = parser.parse_args()

print(args.names)

上記のコードを実行すると、以下のようにリストが表示されます。

$ python script.py --names Alice Bob Charlie
['Alice', 'Bob', 'Charlie']

リストをコマンドライン引数として渡す際には、`nargs`パラメータを適切に設定することで、簡単にリストを受け取ることができます。

このように、argparseを使用してリストをコマンドライン引数として渡す方法を理解することで、スクリプトの柔軟性を向上させることができます。

argparseを使用してリストをコマンドライン引数として渡す方法は、`nargs=’+’`を使用することです。これにより、複数の引数を受け取ることができます。以下は、リストをコマンドライン引数として受け取るPythonスクリプトの例です。

“`python
import argparse

parser = argparse.ArgumentParser()
parser.add_argument(‘numbers’, nargs=’+’, type=int, help=’List of numbers’)
args = parser.parse_args()

print(args.numbers)
“`

このスクリプトを実行する際に、コマンドラインで複数の数字をスペース区切りで入力すると、それらの数字がリストとして`args.numbers`に格納されます。例えば、`python script.py 1 2 3 4`というコマンドを実行すると、`args.numbers`には`[1, 2, 3, 4]`が格納されます。

argparseを使用してリストをコマンドライン引数として渡す方法は？