Pycharmでpyplotを使用して図をプロットする際に、「UserWarning: Matplotlib is currently using agg, which is a non-GUI backend, so cannot show the figure.」という警告が表示される。

PYTHON3 チュートリアル

Matplotlibがaggバックエンドを使用している理由

Matplotlibは、デフォルトでGUIバックエンドとしてTkAggを使用しますが、PyCharmなどの一部の環境ではGUIを表示できないため、代わりにagg(Anti-Grain Geometry)バックエンドが自動的に選択されます。aggは非GUIバックエンドであり、図を表示することができません。

警告が表示される理由

PyCharmなどの環境では、MatplotlibがGUIバックエンドを使用できないため、aggバックエンドが代わりに選択されます。そのため、「Matplotlib is currently using agg, which is a non-GUI backend, so cannot show the figure.」という警告が表示されることがあります。

警告を解決する方法

警告を解決するためには、MatplotlibのバックエンドをGUIに設定する必要があります。以下に、いくつかの方法を示します。

方法1: バックエンドをQt5に設定する

import matplotlib
matplotlib.use('Qt5Agg')
import matplotlib.pyplot as plt

# ここにプロットするコードを追加
plt.plot([1, 2, 3, 4])
plt.show()

方法2: PyCharmの設定を変更する

PyCharmの設定からMatplotlibのバックエンドをGUIに変更することもできます。以下の手順で設定を変更できます。

  1. PyCharmを開きます。
  2. 「File」→「Settings」を選択します。
  3. 「Tools」→「Python Scientific」→「Matplotlib」でバックエンドを「Qt5Agg」などのGUIバックエンドに変更します。

方法3: Jupyter Notebookを使用する

Matplotlibのバックエンドを気にせずに図を表示したい場合は、Jupyter Notebookを使用することもできます。Jupyter NotebookではGUIバックエンドを使用する必要がないため、警告が表示されることがありません。

PyCharmでpyplotを使用して図をプロットする際に、「UserWarning: Matplotlib is currently using agg, which is a non-GUI backend, so cannot show the figure.」という警告が表示されるのは、MatplotlibがGUIバックエンドとしてaggを使用しているためです。aggは非GUIバックエンドであり、図を表示することができません。

この警告は、Matplotlibが図を表示するためにGUIバックエンドを必要としている場合に表示されます。解決策としては、Matplotlibのバックエンドを変更することが考えられます。例えば、TkAggやQt5AggなどのGUIバックエンドを使用することで、図を表示することができるようになります。

Matplotlibのバックエンドを変更するには、Matplotlibの設定ファイルを編集するか、プログラム内でバックエンドを指定する必要があります。PyCharmでMatplotlibを使用する場合は、PyCharmの設定や環境変数を調整することでバックエンドを変更することができます。

この警告は図の表示に関するものであり、図を保存するなどの操作には影響しません。したがって、図を保存する目的であれば、この警告を無視して操作を続行することができます。

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