Python 3でIPythonノートブックのmatplotlibプロットをインラインで作成する方法
PythonのIPythonノートブックを使用してデータを可視化する際に、matplotlibを使ってインラインでプロットを作成する方法を紹介します。matplotlibはPythonのデータ可視化ライブラリであり、IPythonノートブックではインライン表示がデフォルトでサポートされています。
1. matplotlibを使った基本的なプロット
まずは、簡単な折れ線グラフを作成してみましょう。
import matplotlib.pyplot as plt # データを用意 x = [1, 2, 3, 4, 5] y = [2, 3, 5, 7, 11] # グラフをプロット plt.plot(x, y) plt.show()
このコードを実行すると、IPythonノートブック上にインラインで折れ線グラフが表示されます。
2. 複数のプロットを1つのセルに表示する
複数のプロットを1つのセルに表示する方法もあります。以下は2つのグラフを1つのセルに表示する例です。
# データを用意 x = [1, 2, 3, 4, 5] y1 = [2, 3, 5, 7, 11] y2 = [1, 4, 9, 16, 25] # グラフをプロット plt.plot(x, y1, label='y1') plt.plot(x, y2, label='y2') plt.legend() plt.show()
3. カスタマイズされたプロットを作成する
matplotlibを使用すると、グラフの外観をカスタマイズすることができます。以下は、色や線のスタイルを指定したカスタマイズされたプロットの例です。
# データを用意 x = [1, 2, 3, 4, 5] y = [2, 3, 5, 7, 11] # グラフをプロット plt.plot(x, y, color='red', linestyle='--', marker='o', label='data points') plt.xlabel('x軸') plt.ylabel('y軸') plt.title('カスタマイズされたプロット') plt.legend() plt.show()
以上の例を参考に、Python 3でIPythonノートブックのmatplotlibプロットをインラインで作成する方法をマスターしましょう。