Python 3における複数の戻り値を無視する

PYTHON3 チュートリアル

Python 3で関数の複数の戻り値を受け取る方法と特定の戻り値を無視する方法

Python 3では、関数から複数の戻り値を受け取ることができます。この機能は非常に便利ですが、時にはすべての戻り値を使わないこともあります。そこで、特定の戻り値を無視する方法について説明します。

アンパックで特定の戻り値を無視する

Pythonでは、アンパックする際にアンダースコア(_)を使って特定の戻り値を無視することができます。以下に例を示します。

def get_values():
    return 1, 2, 3

# 2番目の戻り値を無視する
a, _, c = get_values()
print(a)  # 出力: 1
print(c)  # 出力: 3

リストのスライスを使った無視方法

リストのスライスを利用することで、特定の戻り値を無視することもできます。次の例では、最初の戻り値のみを取得しています。

def get_values():
    return 4, 5, 6

# 最初の戻り値のみを取得
a, *_ = get_values()
print(a)  # 出力: 4

不要な戻り値をリストにまとめる

アンパック時に不要な戻り値をリストにまとめて無視することも可能です。以下の例では、最初の戻り値を取得し、残りを無視しています。

def get_values():
    return 7, 8, 9, 10

# 最初の戻り値を取得し、残りは無視
a, *rest = get_values()
print(a)    # 出力: 7
print(rest) # 出力: [8, 9, 10]

まとめ

Python 3では、関数から複数の戻り値を受け取る際に、アンダースコアやリストスライスを使って特定の戻り値を無視することができます。これにより、コードの可読性を保ちつつ、必要なデータだけを扱うことが可能です。これらのテクニックを活用して、効率的なプログラムを作成してください。

Python 3において、関数から複数の戻り値が返される場合、必要ない戻り値を無視することができます。たとえば、以下のような関数があるとします。

“`python
def get_data():
return 1, 2, 3
“`

この場合、`get_data()`関数は3つの値を返しますが、必要ない値を無視することができます。例えば、2番目の戻り値を無視する場合は、次のようにします。

“`python
_, result, _ = get_data()
print(result)
“`

ここで、`_`はダミー変数として使用され、その値を無視することを示します。このようにして、Python 3において複数の戻り値を無視することができます。

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