Python 3 における軸の制限の設定方法

PYTHON3 チュートリアル

Python 3における軸の制限の設定方法

Pythonのデータ可視化ライブラリであるMatplotlibやSeabornを使用する際に、グラフの軸の制限を設定することができます。軸の制限を設定することで、特定の範囲のデータのみを表示したり、グラフの見た目を調整することができます。

Matplotlibを使用した軸の制限の設定

import matplotlib.pyplot as plt

# データの準備
x = [0, 1, 2, 3, 4, 5]
y = [0, 1, 4, 9, 16, 25]

# グラフの描画
plt.plot(x, y)

# x軸の制限を設定
plt.xlim(1, 4)

plt.show()

上記のコードでは、x軸の範囲を1から4に制限しています。これにより、グラフのx軸が1から4の範囲のみを表示するようになります。

Seabornを使用した軸の制限の設定

import seaborn as sns
import matplotlib.pyplot as plt

# データの準備
tips = sns.load_dataset("tips")

# グラフの描画
sns.scatterplot(x="total_bill", y="tip", data=tips)

# y軸の制限を設定
plt.ylim(0, 10)

plt.show()

上記のコードでは、Seabornを使用して散布図を描画し、y軸の範囲を0から10に制限しています。これにより、y軸が0から10の範囲のみを表示するようになります。

複数の軸の制限を設定する方法

import matplotlib.pyplot as plt

# データの準備
x = [0, 1, 2, 3, 4, 5]
y = [0, 1, 4, 9, 16, 25]

# グラフの描画
plt.plot(x, y)

# x軸とy軸の制限を設定
plt.xlim(1, 4)
plt.ylim(0, 20)

plt.show()

上記のコードでは、x軸の範囲を1から4、y軸の範囲を0から20に制限しています。これにより、グラフが指定された範囲内で表示されるようになります。

Python 3 における軸の制限の設定方法は、matplotlibライブラリを使用してグラフを描画する際に重要です。軸の制限を設定することで、グラフの表示範囲を調整することができます。

軸の制限を設定するには、matplotlib.pyplotモジュールのxlim()およびylim()関数を使用します。これらの関数を使用すると、x軸とy軸の表示範囲を指定することができます。

例えば、以下のコードを使用してx軸の表示範囲を0から10、y軸の表示範囲を0から20に設定することができます。

import matplotlib.pyplot as plt

plt.plot([1, 2, 3, 4, 5], [10, 15, 13, 18, 16])
plt.xlim(0, 10)
plt.ylim(0, 20)
plt.show()

このようにして、軸の制限を設定することで、グラフの表示範囲を調整することができます。

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