Python3 #10: ブール値(Booleans)

独習 PYTHON 3

プログラミングにおけるブール値(Booleans)は、真(True)または偽(False)の2つの値を取るデータ型です。この記事では、Pythonでのブール値の基本的な使い方、値や変数の評価、そして関数がブール値を返す場合の取り扱いについて説明します。

1. ブール値

Python においてブール値は、TrueFalse という二つの値を持ちます。これらはそれぞれ真と偽を表します。

a = True
b = False
print(a, b)

2. 値と変数の評価

Python では、ある値が真か偽かを評価することができます。多くのオブジェクトや値は、ブールコンテキストで True または False に評価されます。

print(bool(0))  # False
print(bool(1))  # True
print(bool(-2))  # True
print(bool(""))  # False
print(bool("Some text"))  # True

3. 関数がブール値を返す

Python で関数を定義する際に、特定の条件に基づいて True または False を返すことができます。これにより、条件付き文などで関数の結果を直接使用することができます。

def is_even(number):
    return number % 2 == 0

print(is_even(4))  # True
print(is_even(5))  # False

まとめ

この記事では、Python におけるブール値の基本的な使い方について学びました。ブール値はプログラム内での条件分岐や、ループ制御など、さまざまな場面で重要な役割を果たします。基本をしっかりと理解することで、より複雑なプログラミングタスクに対応する準備が整います。

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